2010-01-01から1年間の記事一覧

大塚久雄「社会科学の方法 ― ヴェーバーとマルクス 」「社会科学における人間」

約2ヶ月経っての更新です。まあとにかく仕事が忙しかった...ので、ブログ書くのはほんと久しぶりです。今もまだ忙しいのですが、まあピークは越えました。 えーっと、前回忙しい中なんとか書いたエントリー。共同体の歴史ってものをちゃんと見つめ直した…

「日本的」なるものを考えるきっかけとしての地図帳からの思考

どうもでございます。 1か月以上ブログ更新ご無沙汰しておりました。なんやかんやと仕事が忙しく、これがまだまだ続きそうなので、今回もさらっと問題意識だけでも書いて、つなぎとしておこうと思い、まあなんとか仕事の隙をついて書いております。 以前、こ…

「「はだかの王様」の経済学」松尾匡

松尾匡さんに興味を持って、なぜかこの本を読んでみました。「はだかの王様」の経済学作者: 松尾匡出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/06/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 136回この商品を含むブログ (37件) を見る実はこの本、出版当初、…

「失われた10年の真因は何か」岩田規久男+宮川努(編)

もう6年も前の出版になりますが、この頃からなにも状況は変わっていないような気がするので、ご紹介を。失われた10年の真因は何か (エコノミックスシリーズ)作者: 岩田規久男,宮川努出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2003/05メディア: 単行本購入: 3…

「古典派の二分法」と「貨幣中立説」

ちょっと、マクロ経済学ネタで、ものすごーく基本的なお話を。 デフレは困るとか、日銀の量的緩和だとか、インフレターゲットだとか、貨幣供給を増やすだとか、まあなんといいますか、マクロ経済学の、それも金融政策にまつわるお話が、あちらこちらから聞こ…

『「空気」と「世間」』鴻上尚史

昨年の夏に出ていて、読んだのも昨年の秋。なんだか忙しくて、感想を書きたくてもなかなか書けないでいた本です。「空気」と「世間」 (講談社現代新書)作者: 鴻上尚史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/17メディア: 新書購入: 13人 クリック: 163回こ…

あけましておめでとうございます

はてダを始めたのが、去年の1月。もう1年にもなります。とはいっても、たいして更新していないので、エントリー数は30ちょっとですか。まあでもこんなものですかね。今年もぼちぼちマイペースでいきます。 さて、新年早々ちょっと興味を惹かれたので、田中秀…